小田急3100形 NSE ロマンスカー

小田急3100形 NSE ロマンスカー
小田急3100形 NSE ロマンスカー

完売

この製品は、おかげさまをもちまして完売いたしました。現在再生産、再入荷の予定はございません。
在庫については流通在庫のみとなり、現在入手困難なことがありますのでご了承ください。
価格、税率等の情報は掲載当時のものであり、その後変化している可能性があることをご了承ください。

第2回製造分のご予約を締め切りました

追加製造のご予約を2011年12月25日をもちまして締め切りました。多数のご注文を頂きありがとうございました。追加製造でのご注文のお客様へのお引渡しは一括納品となります。

鉄模連ショウ2011にて完成品を展示!

OJロマンスカーの仕様-プロトタイプは3121編成

小田急3100形 NSE ロマンスカー。1号車、3121ボディ組立。
小田急3100形 NSE ロマンスカー。1号車、3121ボディ組立。

クマタ貿易の3100形 NSE ロマンスカーは、マニアの間でも人気の高い《3121編成》の原形タイプ・冷房増設後タイプの2バージョンを商品化します。

3100形ロマンスカーは、昭和38年に川崎車輌(第1編成)と日本車輌製造(第2編成)の2編成が先行完成しました。オリジナルの美しさとフォルムの仕上がりの良さから第2編成の日本車輌製造のロマンスカーが一番美しいといわれています。この日本車輌製の編成が3121編成です。

クマタ貿易ではNSE ロマンスカーをOJ化するにあたり、この3121編成の登場時からの原形タイプと、1977年に冷房強化工事を終えた直後の姿を時代考証し再現して商品化します。

原形&冷房増設後の2バージョンを徹底再現

原形タイプと冷房増設後タイプは、屋根上にクーラーキセとダクトを載せただけの違いではありません。保安部品の有無をはじめ、パンタグラフ、床下機器の違い、塗装の明度の違いなどを調べ上げ、可能な限り再現します。

冷房増設後タイプの屋根上。クーラーキセとダクトの様子。
冷房増設後タイプの屋根上。クーラーキセとダクトの様子。

NSE ロマンスカーは、動力台車(19.1Φ)とトレーラー車(16.9Φ)ではホイールの直径が違います。模型でも、19.1Φの台車に動力台車、16.9Φの台車は無動力となります(径の異なる台車に同じモーターを架装すると足が揃わないため)。

室内床板。※実車通り、前後両端は床が高くなっています。
室内床板。※実車通り、前後両端は床が高くなっています。

写真の床板はゆがんでいるのではありません。NSE ロマンスカーの実車のフロアーは、重心を下げるため、車体中心部分が車体端面よりも低くなっています。模型でもこの構造を忠実に再現しています。

こうしたことまでも含めて模型化にあたって可能な限り再現します。

アルミ ロストワックスを積極使用

アルミロストワックス製のロマンスシート。
アルミロストワックス製のロマンスシート。

今回のロマンスカーから、軽量化を目的にアルミ・ロストワックスを積極的に採用します。

キハ82系、新幹線500系、お召列車新1号編成では、内装の座席は真鍮ロストワックスでしたが、車両重量が重くなるのが難点でした。そこで金属鋳造精密部品の良さを生かしつつ軽量化するためにアルミ・ロストワックス製造マシンを導入して、価格は上昇させず重量を軽減します。

今回のNSE ロマンスカーでは、点数の多い客室座席にこの技術を使用します。

ファウファーベル コアレスモーターを採用

OJゲージの台車内に釣り掛けでマウントさせるには、残念ながら有鉄芯モーターにはサイズの合うものが存在しません。そこでNSE ロマンスカーには、ファウファーベル 1717 コアレスモーターを使用します。ただしコアレスモーターは高額であること、トルクが稼げることもあり1台車1モーター方式とします。

ついに実現!実車同様の外観を模型化

スケール通りの車輌間隔で、適度に幌にシワが寄るようになっています。※幌の形状はより実車に近い分割構成に改良を予定しています。
スケール通りの車輌間隔で、適度に幌にシワが寄るようになっています。※幌の形状はより実車に近い分割構成に改良を予定しています。

ロマンスカーの特徴の一つに連結間の外幌があります。ディテールを殺すことなく実車同様の可動外幌を商品化します。

LEDライト使用によるライティング

室内灯はLEDライト使用による明るく美しいライティング。LED基板が目立たないように天井板を取り付けます。動力台車にはON/OFFスイッチが付いており、停車中でもライティングが楽しめるようになっています。

組み上がったボディの車内の様子。天井板と荷物棚が付きます。
組み上がったボディの車内の様子。天井板と荷物棚が付きます。

ヘッドマークは「はこね」「あしがら」「えのしま」の3種。ヘッドマーク枠はメッキ加工の外バメ式で、マークはデカールによる転写です。

製品・セールス上のコンセプト

皆様からご要望の多かった「小田急ロマンスカー」を製品化するにあたり、お客様の様々な編成ニーズにお応えするため、「先頭車」から「フル編成」まで、お求め易い「先頭車シリーズ」で販売いたします。

  1. 全車輌が単品販売となっていますので、先頭車1台からご購入出来ます。
  2. 全車インテリアライト付の廉価販売ですが、ディスプレイ用としてお求め戴く方々のために、動力台車はオプションとしますので、さらにお求め易くなっています。
  3. 明るいLEDインテリアライトで、ロマンスカーの大きな窓から車内のインテリア類をお楽しみいただけます。
  4. ロマンスカー3100形NSEは先頭展望車の形状の他に、そのカラーリングにも特長があります。
    塗装はRM MODELS誌182号(2010年8月21日発売号)で、ご紹介いただきました韓国のNo.1ペインターの「リー・アート社」で行われます。心のこもった丁寧な塗装作業で、ロマンスカーの持つ雰囲気を充分に表現してもらえることを期待しています。
  5. 中間車は3形式ずつを3ヶ月毎に発売しますので、無理なくお求めになれます。
  6. ご要望にお応えし、昭和38年登場当時の「原形タイプ」と、屋根上に冷房ユニットが増設された「冷房増設後タイプ」の2バージョンを製造・販売することに致します。

皆様からのご注文をお待ちしております。

試作フォトギャラリー

(下記画像をクリックすると画像をご覧頂けます。なお一部の画像は試作のため、製品と若干異なる場合があります。)

製品

鉄模連ショウ2011での展示

試作

製品の仕様と予定

品名 小田急3100形 NSE ロマンスカー *単品販売
発売予定 予定価格
グループ別
発売時期
車輌 備考 仕様別
原形タイプ 冷房増設後
タイプ
A
(2011.9)
1号車 先頭車 \157,500 \168,000
11号車 先頭車 \157,500 \168,000
B
(2011.12)
2号車 \89,250 \99,750
3号車 売店付 \89,250 \99,750
4号車 トイレ付 \89,250 \99,750
C
(2012.3)
5号車 \89,250 \99,750
6号車 \89,250 \99,750
7号車 \89,250 \99,750
D
(2012.5)
8号車 トイレ付 \89,250 \99,750
9号車 売店付 \89,250 \99,750
10号車 \89,250 \99,750

*価格はすべて税込

仕様 塗装済み完成品 / LEDによるライト点灯 / インテリアシート・仕切り板付
ゲージ 1/45th スケール 24mmゲージ(OJ)
オプション 動力台車セット(2台車 - コアレスモーター各1個搭載) ¥26,250-(税込)