DCC搭載承りにあたってのお願い

DCC搭載用車輌をお預かりするにあたって、次の点をご留意下されば幸いです。

基本的には、最初にお見積もりをしてお客様のご了承をいただいた後に、搭載作業をスタートさせます。
ご存知の通り機種によって車輌内部の構造が違います。内部の加工無しでDCC塔載が出来る車輌もあれば、出来ない車輌もあります。また、車輌によっては次の点も考慮しなければならない場合もあります。
1) モーターやギアボックスの取替
2) DCCデコーダーの電流値制限のため電球からLEDに取替。
そのため、塔載加工を希望される車輌をお預かりしてからのお見積もりとなります。

長年の搭載加工作業の経験から車輌によっては次の問題が発生することもあります。

  1. 取付部品が外れているか、若しくは外れかかっていることに気づかずお引受けしている。
  2. (a)の状態ではないが、元々非常に取れやすい(外れやすい)や壊れやすい構造になっている。
  3. 製品によっては、本来半田付けすべきところを接着剤等で補修取付けをしている。
  4. 設計不良のしわ寄せで無理な組立やネジ止めをしているケースなどがあり、細心の注意を払って作業を行っても、上下の取り外しが出来ずに一部を破損したり塗装を剥がしてしまったりする。
  5. 加工をする際に、若しくは穴あけ加工のためなどで塗装を剥がさなければならない。
  6. そのため、お見積以上に作業が手間取ってしまう。
  7. さらに、 (a)~(f)には該当しないが、DCC搭載加工中に誤って部品を破損してしまう。

当社と致しましては、上記(a)~(f)のような状況が発生した場合には、お客様にご連絡させていただき、実費をお支払い頂いております。もちろん、(g)に関しては当方の責任で修理いたします。
プラスチック製品の取り外し可能な部品やレタリング等の付属品はお客様の方で保管下さいますようお願いいたします。

皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

2017年2月